ダウ・ジョーンズ社の株式、買収提案公表前にインサイダー取引か
 「メディア王」ルパート・マードック (Rupert Murdoch)氏率いる米大手
メディア、ニューズ・コーポレーション(News Corp)による新聞大手ダウ・
ジョーンズ(Dow Jones)の買収をめぐり、買収提案の発表前に不審な
取引があったとして、関係当局が調査を始めた。ダウ・ジョーンズ発行の
米有力紙ウォールストリート・ジャーナル(Wall Street Journal)が5日、
報じた。

 ダウ・ジョーンズの広報担当者は、同社がニューヨーク連邦高等裁判所
から文書提出命令を受け、米証券取引委員会(SEC)の取り調べを受けた
ことをウォールストリート・ジャーナルに明らかにした。広報担当者は
「この件に関し、当局にあらゆる協力をする」と述べたという。

 一方、ニューズ・コーポレーションもニューヨーク連邦高等裁判所と
SECから文書提出命令を受けた事実を明らかにした。同社は当局の
捜査に「全面的に」協力するとしている。

 ダウ・ジョーンズの取締役会がニューズ・コーポレーションから50億ドル
(約6000億円)規模の買収提案を通知されたのは2週間ほど前だが、
この提案が公表されたのは1日。

 ダウ・ジョーンズの株式コールオプション(同社株を将来買う権利)
取引の出来高は4月下旬に上昇した。第一四半期を通してそれまで
1日7000枚前後で推移していたコールオプションの出来高が1万枚以上
に増加したとウォールストリート・ジャーナルは伝えている。

 一部のオプショントレーダーは、この買収提案の報道がダウ・ジョーンズ株
を一気に57%上昇の約57.28ドル(約6880円)まで押し上げたことで大きな
利益を手にした。

 ダウ・ジョーンズの取締役会は週初め、この提案に応じない方針を
発表した。過半数の同社株式を保有するオーナー一族、バンクロフト
(Bancroft)家が取締役会に買収提案を受け入れない意向を示したこと
が理由とされる。

 写真は1日、ニューヨーク中心部のグランドセントラル駅(Grand Central
Terminal)で販売されるウォールストリート・ジャーナル。

ソース(AFP BB News) http://feeds.afpbb.com/afpbbnews?m=23246














2007/05/06 15:53 | 未選択

<<【大学】文科省、私学助成を大幅見直し:定員割れが続く大学への補助金を更に削減 [07/05/06] | HOME | 中国、12年連続で反ダンピング調査の最多対象国に>>
忍者ブログ[PR]Android 転職 IT