英ファンドが目を付けた、レアメタルの宝庫・北朝鮮
新たな投資先として注目を浴びているのは、北朝鮮。
日本人にとっては、貧しい独裁国家としての印象が強いが、世界の多くの大企業が、
競ってそのビジネスチャンスを我が物にせんとしているという。
北朝鮮ビジネスの実情と、その行く末はいかに。

■北朝鮮の秘蔵資源“レアメタル”とは
“ヘッジファンドの帝王”と異名をとるジョージ・ソロス氏によれば、
「昨今のサブプライム・ローン問題に端を発する金融危機はアメリカの信用を根底から覆し、
国際基軸通貨としてのドルの終わりを意味している」とのこと。
同氏曰く、「これからは信用創出に悪乗りしたアメリカの凋落が始まり、中国を筆頭とする
新興市場が台頭する。市場を牛耳る影響力の源泉はドルから金(ゴールド)への大転換が避けられない」。

そんな先行き不透明感が広がる中、世界の投資マネーの「ニューフロンティア」として北朝鮮が急浮上し始めた。
先鞭をつけたのはヨーロッパ企業である。2007年7月、フランスの大手セメント会社ラファージは
北朝鮮のサンウォン・セメントに対する1億1,500万ドルの投資を実行。
今後10年以内にこれまで閉ざされたマーケットに向け、慎重だが、
徐々に投資を拡大しようと考えている企業は、シーメンス、ゼネラル・エレクトリック、
ヒュンダイ、ハイアールなど、意外に多い。

■北朝鮮は世界でも有数の「レアメタルの宝庫」
北朝鮮といえば、食糧もエネルギーも乏しい独裁国家というのが一般的な見方であろう。
米CIAの推計では、北朝鮮の1人当たりの経済総生産額は1,800ドルで、韓国の14分の1ほどでしかない。
その結果、国民の3分の1は栄養失調に苦しんでいるといわれる。

しかし、アメリカの資源探査衛星からの情報分析で、北朝鮮が世界でも稀に見る
「レアメタルの宝庫」であることが明らかになってきた。
レアメタルとは、文字通りレア(希少)な金属のことで、地球上における存在量が絶対的に少なく、
かつ産業上においては非常に有用な金属のことを指す。

たとえばタングステン。これは超硬材の切削工具に使われ、軍需産業には欠かせない素材であるが、
世界の埋蔵量のほぼ半分が北朝鮮にあるとされる。
また、合金に使われるアルミニウムやマグネサイト、潤滑油や電子基盤の材料に使われるモリブデンなども、
北朝鮮には大量に眠っているようだ。

それ以外にも、リチウムイオン充電池の電極材料に用いられるコバルトや、超硬材に用いられるチタニウム、
さらには金、銀などの資源も確認されている。
しかも最近では、ロシアの資源探査チームの調査で、北朝鮮の西海岸地域に600億バレルもの石油が
埋蔵されていることも判明してきた。世界の投資ファンドが目の色を変え始めたのもうなずけよう。

http://moneyzine.jp/article/detail/24865?p=1














2008/02/02 03:18 | TrackBack(0) | 未選択

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