ユニクロと東レ:製販一体、機能性下着「ヒートテック」新シリーズを共同開発…世界戦略商品に育成
 カジュアル衣料のユニクロと繊維大手の東レは24日、高い保温力を持つ機能性下着
「ヒートテック」の新シリーズを共同開発したと発表した。素材開発から最終製品の販売まで
両社が一貫して行う戦略的パートナーシップに基づくもので、従来商品より保湿性や速乾性を
高めた。原油高などで原料が高騰する中、メーカーと小売りによる製販一体の取り組みは
重要性を増している。価格競争力のあるアジアでの生産と東レの高度な技術を組み合わせ、
世界戦略商品に育成する狙いもある。

 開発したのは、女性・子供向けの「ヒートテックモイスト」と男性向けの「ヒートテックプラス」。
モイストは繊維の間のすき間を多くして保温性を高め、ミルクプロテインを練り込んだレーヨンで
保湿性を向上させた。プラスは表面積を増やした繊維で、汗の拡散を早め、冷えを防ぐ。

 キャミソールやTシャツなど23アイテム(790円~1500円)で展開。今月上旬からユニクロ店舗で
販売している。

 ヒートテックの今期の販売目標は前年比66%増の2000万枚で、ユニクロの柳井正会長兼社長は
「素晴らしい商品に仕上がった。世界戦略にも大きな武器になる」と話す。東レの榊原定征社長は
「名実ともにがっぷり4つに組んだパートナーシップで次の拡大に備えたい」と意欲を述べた。

 ユニクロの販売力とマーケティング、東レの技術と生産力を生かすため、両社は昨年6月に
戦略的パートナーシップを締結。原糸や縫製などさまざまな中間業者が入り組む繊維産業は
「多層的で商品の高コストにつながっていた」(東レ)という。素材から最終製品までの両社の
共同開発体制はそれとは一線を画す試みだ。第1弾として4月に発表した、透けない白色素材の
パンツはヒット商品に育った。

 東レは今回、石川県の工場にヒートテック専用の製造ラインを設けたほか、専従の研究員などを
配置。原糸は日本、紡績はインドネシア、縫製や染色は中国で、世界のユニクロ店舗で販売する
生産供給体制を敷いている。両社は平成22年までの5年で累計2000億円の取引を目標にしており、
榊原社長は「目標に向け実績は着実にあがっている」と話す。


MSN産経ニュース 2007年10月24日19時59分
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/071024/biz0710241959015-n1.htm














2007/10/25 07:41 | TrackBack(0) | 未選択

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